むくみと病気の関係

むくみの分類で病気を見極める

むくみは、全身の各部位に現れている場合と、身体の一部にだけ現れる場合があります。
むくみと病気の関係を見るときは、それが「全身の各部位」なのか、それとも「身体の一部」に現れているのかをまず見分けます。
普段、慣れている「むくみ」が思わぬ病気につながっていることもありますので、注意が必要です。

全身の各部位にむくみが現れている

全身にむくみの症状が現れている場合、次に、「姿勢に関係があるか」「姿勢に関係がなく起こっているか」を確認します。むくみの症状は、体内の水とナトリウムが過剰になった状態ですから、その症状には重力が影響します。
姿勢に関係がある場合は、「立っている時は足に」、「横になっているときには背中や顔」などにむくみが生じやすい状態を言います。

 

姿勢によってむくむ場所が違う

姿勢によってむくみが現れる部位が変わる場合は、次のような病気が考えられます。
●うっ血性心不全
●急性心膜炎
●急性心糸内膜炎
●ネフローゼ症候群
など

 

姿勢に関係なくむくみが現れている

姿勢に関係なく、むくみが全身に見られる場合は、次の病気等が考えられます。
●肝硬変
●妊娠
など

身体の一部だけにむくみが現れる

身体の一部だけにむくみの症状が現れている場合、次に「血管が浮き上がっているか」、「血管が浮き上がっていないか」が確認のポイントになります。この場合の血管は、静脈のことをいいます。

 

血管(静脈)が浮き出ている

●下肢静脈瘤

 

血管(静脈)が浮き出ていない

●静脈血栓症

 

むくみの症状の場合、普通は指で押すと凹み、すぐにまた元の状態に戻りますが、甲状腺機能低下症などのむくみの場合は、押しても凹みません。
このように一言で「むくみ」といっても、その症状や原因はさまざまですから、「たかがむくみ」と安易に考えることは禁物です。上記のようなことが当てはまるようでしたら、医師の診察を受けてください。

 

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